本文へスキップ

ミャンマーセンター(G&Iリピートツーリスト内) 岡山県倉敷市水江1594-77 

電話でのご予約・お問い合わせは
TEL.086-465-2629


 ジャンル別に情報をまとめてみましたので、ご希望のジャンルをクリックしてください。
 ヤンゴン  マンダレー  バガン
 バゴー  インレー湖  ネピドー
 チャイティーヨー  モウラミャイン  ピンウールイン
ティラワ工業団地  ミンガラドン工業団地  ダウエイ経済特区
 ゴルフ 食事  お土産 
祝日   マナー  ナイトライフ 
●ヤンゴン  YANGON
2006年にネピドーに首都が移るまでミャンマーの首都であったヤンゴンは、現在でもミャンマーの最大都市であり(2005年当時で人口410万人)経済、対外貿易の中心地であるのには変わりない。
★主な観光地
シェエダゴンパコダ ヤンゴン中心部の少し小高い丘の上にある高さ100㍍とミャンマー最大規模の金色に輝く仏塔。夜遅く(一晩中と云う話も聞く)までライトアップされ、市内のそこらかしこからでもよく見えるミャンマーそしてヤンゴンを代表する聖地であり、ミャンマーでの仏教の総本山。
スーレーパコダ ヤンゴンのダウンタウン中心部にあり、こちらもダウンタウンのそこらかしこから見える「ヤンゴンのランドマーク」。高さは48㍍とやや小ぶりだがそれでも威風堂々としたたたずまいはミャンマーが仏教国である事を改めて感じさせる。こちらも夜ライトアップされてきれい。
チャウット・ジー・パコダ 1966年に再建された歴史的には比較的新しい仏塔だが、全長70㍍・高さ17㍍の巨大な寝釈迦仏が祀られている。
ボージョーアウンサンマーケット ヤンゴンで一番大きなマーケット(市場)。ただこちらでは食料品はほとんど扱ってなく、民芸品や宝石・衣類を多く取り扱っている。食品でないお土産ものを買い求めるのには便利。また両替商や銀行も域内にあるのでチャットが足りなくなった場合はこちらで両替もできる。月曜とミャンマーの祝日、満月と新月の日(1ヶ月に2回ほどあり毎月その日は変動します)はお休み。それ以外の日は朝9時から夕方5時まで営業。大抵のお店で米ドルがそのままつかえ、お釣りもあれば店によっては米ドルでもらう事ができる。但しお釣りの米ドルは汚れたお札で返される事もあるのでその場合はミャンマー内の別の店で使う場合に受け取ってもらえない事もある。
メーラム・パコダ 言うなれば仏教のテーマパーク的な存在のお寺。巨大なワニの形をしたギャラリーが目をひき、もちろん仏像も数多くある。
宝石博物館 ダウンタウンから車で20分、インヤーレイクの近くにある。博物館と云ってもどちらかと云えば「宝石店」と云った意味合いの場所。クレジットカードがまだ余り普及していないのでご購入をお考えの方はある程度の現金(ドルキャッシュ)を事前に用意した方が無難。月曜・祝日は休み
日本人墓地 ヤンゴン郊外にあり、1999年に整備された。最近ミャンマーを訪れる日本人が増加するに連れこちらの墓地を参拝する方も増えている。訪問に特に制限はない。
キャラウエイ・パレス カンドージ湖に面した鳥をかたどった金色に輝くレストラン。バイキングスタイルで食事を取りながらミャンマーの伝統的な踊りを鑑賞できる。料理はミャンマー料理や中華風、ウエスタンスタイルのものやざるそばや海苔巻きもあり、外国人でも安心して召し上がってもらえる。巨大な象が獅子舞のように舞う象ダンスはみもののひとつ。
●マンダレー MANDALAY
ヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市で、英国に占領されるまでは戦前最後の王朝がおかれていた街としても有名。碁盤目の整然とした町並はこの街が以前首都であった事を表している。ヤンゴンと比べてかなり内陸にあり、暑季(特に3、4月)の暑さは非常に厳しいものがある。ヤンゴンから飛行機で約1時間~1時間30分。バンコク、中国・昆明と国際線でも直接結ばれている。
★主な観光地★
旧王宮 最後の王朝・コンバウン朝の王宮。1辺が約3キロ、城壁8㍍に囲まれた正方形の敷地に現在残っているのは外壁のみだっただが、1990年に旧王宮の建物が再建された。
マンダレーヒル 旧王宮の東北にあり標高236㍍の丘の上には全体が仏教寺院となっている。山頂からのマンダレーの眺めは一見の価値あり。天気のいい日の夕暮れの景色は特におすすめ。
シュエナンドー僧院 かつては王宮の一角にあり、19世紀の王様・ミンドン王が住んでいた事でも知られる。チーク材をふんだんに使った建物は文化財としての価値も高い。
マハムニ・パコダ 4㍍もあるマンダレー最大のご本尊が目を引くマンダレーでも最も重要とされる仏塔。本堂は女人禁制で女性は外側から参拝するようになる。
クドードォ・パコダ 石版に経典が刻まれたものを収めた仏塔が729もあるいわば「世界最大の経典」を誇る。前述のマンダレーヒルの頂上から晴れた日に眺める仏塔群は非常に美しいと言われる。
ゼーチョーマーケット マンダレー市街中心部のビルの中にたくさんの業種・商店が入っているマンダレーで最大のマーケット。店によってまちまちだが営業時間は大体9時~18時位が多い。
●バガン BAGAN
インドネシアのボロブドール、カンボジアのアンコールワットと並び「世界三大仏教遺跡」と称されるミャンマー随一のみどころのある街。大小さまざまな仏塔、寺院はその数約3000とも言われる。また漆器の名産地とも言われている。ヤンゴンから飛行機で1時間。マンダレーからは30分。
★主な観光地★
アーナンダ寺院 1091年に建立されたバガンで一番美しいと言われている寺院。特に中央にある高さ51㍍の尖塔は均整が取れ、華麗な美しさを誇る。また本堂の中央に過去四仏を表す4体の仏像が納められており、黄金仏の美しさとあいまって見事でもある。
シュエズィーゴオン・パコダ アーナンダ寺院と並んでバガンを代表する仏塔のひとつ。ビルマ統一王朝の初代王・アノーヤタ王が建設に着手するもあまりの規模の大きさに結局次代のチャンシッター王の時代に完成したと言われる。
シュエサンドー・パコダ 11世紀に建立された煉瓦を積み上げた五層のテラスの上に仏塔が建っていると云う珍しい作りでも有名だが、バガンの夕暮れの景色が最も美しく見られると評判の場所でもある。
ブーバヤー・パコダ エーヤワディー川沿いに建つ円筒形の美しい仏塔。大きさはそうでもないがここから眺める夕日もまた美しいと評判。
●バゴー BAGO
ヤンゴンの北東約70キロにあり、ヤンゴンから日帰り観光としては最適な立地。バガンやマンダレーに匹敵するミャンマーの「古都」で13~16世紀に渡ってモン族の都としても栄えた歴史ある街。
★主な観光地★
シュウエモード・パコダ お釈迦様の髪の毛を納めてあると云われ、一説によると1200年以上前に作られたと云われ、ヤンゴンのシュウエダゴン・パコダより高い114㍍の塔ががかなり目を引く。
シュエターリャウン・パコダ 全長55㍍、高さ16㍍の寝釈迦仏が見るものをかなり圧倒するスケール。994年にモン族の王様によって建立されたが、王朝滅亡後は密林に覆われてたが植民地時代に鉄道敷設に来た技師によって偶然再発見され、今日に至る。
チャイプーン・パコダ 市内からは少し離れており、ヤンゴンからの幹線道路から少し入ったところにある。15世紀に建てられ、高さ30㍍の柱の4つの面にそれぞれ大きな座仏が作られている。
●インレー湖 LAKE INLE
シャン高原にある南北22㌔の細長い湖。少数民族インダー族が多く暮らしており、片足で器用に船を漕ぐ独特の漕法・漁法が目を引く。この他に湖上の村や寺院、工房をボートをチャーターして観光するのが一般的。標高900㍍と比較的高地にあるので乾期は朝夕肌寒い時がある。高原地帯にあるのでワインの醸造も行っており、ワイナリーではポテンシャルの高い香り豊かなワインが楽しめる。ヤンゴンから飛行機でへーホーまで来て、そこから車で30分前後と云うのが一般的な訪問方法。
★主な観光地★
水上村 水深が浅いのでインレー湖の上に住居が作られているのを見ることができる。片足漕ぎの漁法での漁や浮き草畑、葉巻工房や織物工房等の観光客向けの施設もあって楽しめる。
ファウンドーウー・パコダ インレー湖の湖上に建つ巨大な寺院。建物自体は1989年に再建と新しいが、本堂の中央に安置された5体の仏像は金箔を信者の方が貼りすぎて雪だるま状になっている珍しいもの。
●ネピドー NAYPYIDAW
2006年にヤンゴンから遷都されたミャンマーの首都で、政治・行政の中心地でもある。ヤンゴンの北350㌔に全く新しい街を作ったので、比較的建物等はきれいだが開発途上と云った印象も一部に受ける。2013年12月にSEA GAMES(東南アジアのオリンピック)がヤンゴンとネピドーで開催されるのでインフラは急ピッチで整備されており、片側10車線の道路なるものまである。ヤンゴンから飛行機で1時間だが、よく時刻が変更になるので余裕を持った行程を組む等注意したい。ちなみに列車だと約7時間前後かかる。
●チャイティヨー KYAIKHTIYO
「ゴールデンロック」と云う別名の方が通りやすいかも知れないが、ヤンゴンの北東にある大きな岩の上にもうひとつ大きな岩が落ちそうで落ちない感じで高さ7㍍の仏塔と共に鎮座している。信者がお参りした際に功徳を積むと云う意味で金箔をこの大岩に貼る事から、いつも金色に輝いているが貼る事ができるのは男性だけで女性は岩にさわることはできない。ちなみに岩が落ちないのはお釈迦様の髪の毛がここに祀られているからだと云われている。
なお、2013年9月から毎週土・日のみヤンゴンからチャイトーまでミャンマーでは珍しい冷房付きの観光列車がチャイテイヨー観光客向けに走り始めており、JR西日本の特急「はまかぜ」(大阪-浜坂・鳥取間)で使われていたキハ181系気動車がほぼ日本で走っていたままで使用されているのも興味深い 運転時刻は
(行き・土のみ)ヤンゴン中央駅6:25→チャイヨー11:00
(帰り・日のみ)チャイヨー12:00→ヤンゴン中央駅16:30 の予定。
●モウラミャイン MAWLAMYINE
人口30万人のミャンマー第3の都市。目立った観光地は少ないが、モン州の州都でもあり、港湾の街として古くから栄えていた。ここから南に60㌔行ったところにあるタンビュッザヤは戦前扡泰緬鉄道のミャンマー側の起点となった街でもある。ヤンゴンから行くのには通常鉄道かバス。所要時間は9時間程掛かる。
●ピンウールィン PYINOOLWIN
英国植民地時代に「メィミヨー」と呼ばれていたのでいまでもそう呼ぶ人も多い。マンダレーの東にあり、標高1100㍍の高台にあるので署期には避暑地としても賑わう。マンダレーからは車で約2時間程度。
★主な観光地★
国立カンドーヂ植物園 1600㎡の広さを誇る広大な植物園。四季ぞれぞれに花が咲き、ピンウールイン市民の憩いの場としても知られている。
洞窟寺院 ピンウールイン郊外にあり、鍾乳洞を利用して建てられた寺院。元々は普通の洞窟だったが政府によって改装され、たくさんの仏像、仏塔が収められている。
アニガサンの滝 ピンウールイン郊外にある落差45㍍の大きな滝。道路から山道を30分位歩かないと到達しないが、その分自然はそのまま残されている。
●ティラワ工業団地 THILAWA INDUSTRIAL COMPLEX
ヤンゴン南東約23キロのティラワ地区に2400ヘクタールの広大な敷地を造成し、既存の港湾施設等と組み合わせて経済特区を日本の大手商社(三菱商事、丸紅、住友物産)が中心となり、このうちの420ヘクタールを工業団地として先行して造成しており、ミャンマー側と合弁で工業団地を2015年の落成目指して工事を進めている。
ティラワはヤンゴンより車で約1時間少々の距離にあり、この他に鉄道のヤンゴン環状線もテイラワ支線を走らせているが本数が少なかったり、遅れも時々見受けられる。
ティラワが注目されているのはまず経済発展により輸出入や物流が今後増えてきた場合に現在のメインの港であるヤンゴン市街地に比較的近いヤンゴン港は河川港の為、入れる船舶にどうしても制限があるが(水深9㍍しかない)、テイラワの場合それがある程度までヤンゴン港と比べて緩和される事、そして開発に日本企業が関わっていたり、既にJETRO主催での現地説明会等も行われるなどに日本と深く関わりのある工業団地でもあることから、2015年に落成以降は多くの日本企業が進出を計画しているとされる。
ティラワ工業団地・港湾視察のモデルコース→こちらから
●ミンガラドン工業団地 MINGALADON INDUSTRIAL COMPLEX
ヤンゴン市北部、市街地より車で約40分の距離にあるミャンマーで現在のところ唯一と言っていい、外国企業が集積している工業団地。
1998年2月に開業した際は日本の三井物産が開発・運営に関わっていたが、現在では撤退し東京エンタープライズ(株)が工業団地の運営に携わっている。総面積は90ヘクタールで日本、韓国、台湾、香港、フィリピン、シンガポールより18社が入居し、生産活動を行っている。
ヤンゴン国際空港から車で15分位と空港から近いのはいいが、やや内陸にある為ヤンゴン港からでも24㌔と少々距離がある。
なお、現在は全ての区画が予約・販売済みで埋まってしまったので新規受付はしていない。
ミンガラドン工業団地のHP(日本語)→ こちら 
ミンガラドン工業団地視察のモデルコース → こちら
●ダウェイ経済特区 DAWAY EEZ
ヤンゴンから南東に直線距離で約400キロのタニンダーリ管区に2万トンから5万トンの船舶が入る港湾や24000ヘクタール(ティラワの10倍)の広大な敷地を工業団地として整備すると云う計画を含め、経済特区としてミャンマー政府の指定を受け開発の計画が進んでいる。
こちらの工業団地・特区は実はタイの首都・バンコクより西に300㌔にあると云う位置関係がミャンマー最大の都市・ヤンゴンに出るより近いと云う立地や、今後大規模な港湾が整備される予定と云う事もあり、ミャンマー域内と云うよりかタイやタイを通じての近接ASEAN諸国との地理的なアドバンテージとそれに伴う物流面や東南アジア有数の都市・バンコクをバックに控えている事での事業の集積化と云う面でも昨今非常に注目を集めている場所の一つである。
特に「ASEAN南部経済回廊」として整備が進められているホーチミン~プノンペン~バンコクのルートの西側にダウエイ特区が位置する(ゆくゆくはバンコク⇔ダウエイ間に道路や鉄道を敷設する計画がある)と云う事でマラッカ海峡を通過せずにインド洋(アンダマン海)からダウエイに陸揚げし、各地へ輸送可能な点は2015年のASEAN域内経済統合を控え、こちらも高い関心を集めていると言っていいだろう。
ダウエイまでは現状バンコクからの航空便は就航していないので、ヤンゴンから国内線で行くようになる(所要約1時間)。ただ機材は60~70席程度のプロペラ小型機なのとそう便数が頻発している訳でもないのでなるべく早めの予約が望ましい。ちなみに空港から経済特区までは車で1時間半~2時間程度掛かる。
ダウエイ経済特区視察のモデルコース → こちら
●ゴルフ GOLF
実はミャンマーは英国植民地時代が長かった事もあり、ゴルフ場は国内あちこちにある事は案外知られていない。またプレイするのも主に外国人駐在員、外国人観光客、ミャンマー富裕層だけで一般のミャンマー人はあまりゴルフをしないのでコースも空いている事がままあり、コンペ等入っていれば別だがビジターでも予約は週末でも比較的取りやすい。おまけにプレー費が比較的安く、名門コースでも日本円で数千円程度の場合もあり、細かい事を言えばキャディーチップも日本円で数百円から1,000円程度で済む事も多い。もう一点うれしいのが市内中心部より割と近くにゴルフ場がある事が多く、バンコクやマニラのようにスタート時間に合わせて早朝から出発を強いられる事が余りないのも魅力だ。
ただ全体的にミャンマー自体が暑い時期が多いのでプレイに無理は禁物なのと、この国のインフラ自体が整備が遅れているのに比例して例えばクラブハウスの施設が古かったり、芝の状態がコースや時期によっては思ったほど綺麗でなかったと言う事もあるので「ミャンマー流」と言う感じで割り切って楽しむ事も時と場合によっては必要かと思われる。
★主なゴルフコース★
パンライン・コルフ・エステイト ヤンゴン市街地から車で約45分、川のデルタ地帯にあるヤンゴンで最も高級とされるゴルフ場。18ホール、7,019ヤードのコースは1996年に開業と比較的新しい。
ヤンゴンゴルフクラブ 1909年に開業と100年以上の歴史を誇るミャンマー有数の名門コース。18ホール、7,063ヤードのコースは市内中心部より車で30分少々と立地もよく、またヤンゴン国際空港から空いていれば車で15分位で来れるので出発までに1プレイしてから帰国と言うのも余裕でOK。
ロイヤル・ミンガラドンゴルフクラブ 2010年にオープンしたばかりの新しいゴルフコース。ヤンゴン中心部からは車で45分だが、ミンガラドンの名前の通りヤンゴン国際空港、そしてミンガラドン団地に近く便利な立地。18ホール、6,707ヤード。
シュエマンタウン・ゴルフリゾート ヤンゴン第2の都市・マンダレーの市街地より車で10分の距離にある非常に便利な18ホール、6669ヤードのコース。暑いマンダレーらしく朝は5時30分よりスタートする事が可能。シャワーがクラブハウスに無いのでシャワーはホテルに帰って浴びるようになる。
バガンゴルフリゾート オールドバガンにある1999年開業の18ホール、7063ヤードのコース。隣にホテルも併設されている。
●食事 FOOD
ミャンマーでの食事は思ったほど問題はないと言っていいと思われる。ミャンマー料理は油を多用すると言われ、実際のところそうなのだが外国人がよく行くレストランや旅行社ベースで手配するレストランでは「程よく」油が使われており、さほどこってりした印象は受けない。
ミャンマーも多民族国家で、且つ南北に長い国なので地域によって料理に違いはあるが、おおざっぱに言ってインドと中国とタイの中間にあると云う地政学的なものそのもので中華料理とタイ料理の中間と云ったものや、具材はそれぞれだがカレー風味の「香辛料煮込み」と云った感じである。またカレーと云っても日本人がイメージするような「カレーライス」とは大分違っており、どちらかと云えば札幌名物の「スープカレー」に近い。
温暖な気候でさすが農業国なのか野菜や果物は豊富でかつ美味しいものが多い様に思う。当たり前なのだが年中温かいから「ハウス栽培」「温室栽培」という習慣がないので全て「露地物」だからだろうか。スイカが年中国中のどこかで取れるし、お米は当たり前のように二期作らしい。
ヤンゴン辺りでは日本人駐在員や日本人観光客が増えてきたのを当て込んで日本食レストランが大分増えてきた。いわゆる「寿司屋スタイル」のお店がどうしても多いが、寿司屋ながら日本式のラーメンを出したりこの他にも居酒屋やオムライスが名物の洋食屋に韓国料理ではない焼肉屋まで様々な「日本料理店」があり、お値段も日本と同じか店によっては日本より若干安いものまである。
ローカルフードで一度試してみてもいいのはヤンゴン中心部・チャイナタウンの19番ストリートは「ビアサイン」「BBQストリート」と呼ばれ、串焼きやミャンマー風、中華風の一品料理、各種つまみに食事やローカルビールが楽しめる店が軒を連ねる。店の軒先まで大抵の店が道にテーブルをはみ出して営業時間内は店を開けているので、アジア的な賑わいは見ているだけでも楽しめる。
なお、アルコールはミャンマーは仏教国なので余り勧められないとされているが、実際のところはどこでもアルコールを飲めるし、買うにもそう不自由しない。ビールも最大手の「ミャンマービール」に始まって国内メーカー数銘柄があったり、ワインを醸造したり、マンダレー辺りではラム酒まで作っているなどアルコールには事欠かない印象を受けるが、ただしミャンマー人は節度を持って飲酒するようで泥酔したりする人は余り見かけない。
●お土産 SOUVENIER
日本の観光地のようにいわゆる「土産物店」がミャンマーにはないので、土産物は街で見かけた時にその都度買うか、ショッピングセンターに土産になるようなものを買いに行くと云う感じになる。
★食料品★
お菓子感覚で「配るミヤゲ」的なものになるとどうしても食料品類になるかと思うが、日本的な感覚で「きれいに小分けして包装されているもの」を探すのは至難の業。また「マカダミアナッツ」のようなものも売っていない。ただローカルなお菓子類はスーパー、ショッピングモールに行けば割と種類豊富に売っているのでその中から選ぶのもひとつの方法。
ミャンマーのお菓子のパッケージは基本的にビルマ文字で書かれているが、日本と同様ファッションもあるのか英語でロゴを書いたりしているものや、中国に輸出するようなものは漢字での表記も併記してあったりするので参考にすると良い。また値段も安いので一度試しに購入してみてホテルで「試食」してよければ正式にまとめ買いするのもアリかと思う。割と日本人に合うのはごまを使ったものは比較的美味しいように思う。あと生の果物は検疫の関係で日本に持ち込めなかったり、申告が必要なので買わない方がいいが、ドライフルーツだとマンゴー、パイナップル、バナナ、パパイヤ等は検疫を受けなくても持込できるのでおすすめ。検疫の詳細HP→こちら
またハチミツは比較的名産品的なところがあるが、瓶詰めされていて重いので数を買う時は注意。
ミャンマー産ではないのだが、JTB商事等で扱っている「海外みやげ宅配」にパコダをあしらったパッケージのチョコレート商品があったりするので買う(選ぶ)のに困りそうな場合はこう云った商品を利用するのも一つの方法。
★民芸品★
ミャンマーで売られているミャンマー製のいわゆる「雑貨」はまず価格が非常に安く、数百円程度で買えるものが多いのだが、数百円にしては品質が良いものが比較的多い。少数民族の織物や象などのミャンマーらしい絵柄のバックなどもちょっとした土産に最適。また特にバガンは漆製品の特産地でもあり、漆器等が豊富に安く買える(バガンでなくてもヤンゴンでも買えます)
面白いところではミャンマーで一般的な「三段重ね」のお弁当箱があるのだが、日本に持ち帰ってもおかず、ご飯、そしてカレー類を多く食するミャンマーらしく汁物を入れてもこぼれない密封式なので案外重宝するのではないだろうか(1個300円くらい~)。
なおアウンサンスーチーグッズはコピー商品も含め、ボージョーアウンサンマーケット等の観光客がよく行く場所でたくさん置いてある。正規のものはNLD本部にて買う必要がある。
●祭日 HOLYDAY
ミャンマーのいわゆる「お正月」は通常例年4月中旬にやってくる。タイ北部や中国・雲南省とかでも盛んに行われている「水掛け祭り」の時期と同じで、旧暦やビルマ暦の関係で毎年正確な日付は少しずつずれるが大体4月10日過ぎから1週間がミャンマー人(ビルマ族)にとっての「正月休み」である。この期間は普通の会社や工場もお休みで街全体が華やいだ雰囲気になる。
また少数民族の多い国らしく、これとは別にカレン族の新年(元日)も祭日とされている。正確な日付はこれも毎年変わるが、12月~1月中旬になる事が多い(2013年は1月12日だった)
他に12月25日はクリスマスで仏教国ではあるが、祝日となっている。この他イスラム教関連やヒンズー教関連でも祝日が設定される事があり、仏教だけでなく様々な宗教が大事にされているミャンマーと云う国のスタイルをここで感じる。
なお、商店やレストランはヨーロッパのように祝日だからと云って一斉に休業と云う事はあまりないが全ての店がそうとは限らないのと東南アジア特有の「いい意味での適当さ」から「短縮営業」になったりする事もあるのでどうしても行きたいお店等ある場合は事前に調べて行く方が無難。
ちなみに学生の「夏休み」だが、ミャンマーでの一番暑い時期に合わせて3月~5月と云うのが一般的である。
●マナー MANNERS
ミャンマー人そのもののマナーは国際レベルから見ても比較的上位に入ると思われる。最大の理由は仏教の教えに基づいた「功徳を積む」「五戒を守る」と云った事を通じ、来世利益を求めていると云う宗教観が結果的に穏やかでマナーのよい国民性につながっているのではないだろうか。
なお、ミャンマーで外国人であってもしてはいけないと云われる主なことがらは以下の通り。
①お寺に参拝する際は必ず裸足になる
ミャンマーは国内どこのお寺に行っても素足で参拝する必要があり、靴下やストッキングでさえ脱がないといけなし。境内に入った瞬間からと言うのは流石にないものの、参道とか建物の敷地に入る際に履き物を脱いで入る必要がある。
余談ですがミャンマー人の9割がビーチサンダルを日常履いており(会社にビーチサンダルを履いて出勤するのも珍しくない)、これは暑い気候の問題もあるのとお寺に参拝することが日常の生活に溶け込んでいる為着脱しやすい履き物が圧倒的に便利と云う事もあるかと思われる。もう一つ余談としてミャンマー訪問の際にお寺参拝が含まれている場合は履き物の預かり所もあるがスーパーでくれるレジ袋を持参して脱いだ靴を入れて持ち歩くのも一つの方法。
②人前で怒鳴ったり、叱り飛ばしたりしない
ミャンマーでは人前で大声を出すと「あの人は前世は動物だった」(なのでところ構わず”吠える”)と取られ、恥ずかしい事とされるので、某国でよく見かけるいわゆるけんか腰で喋っている人がほとんど居ない。とは言え仕事の事とか安全上の事できつく言わないといけない場合等がもしあったらそんな場合でもなるべく穏やかに話す必要がある。
③子供の頭を撫でない
タイやラオス等でもよく云われるが、子供の頭には「精霊が宿っている」と信じられているのでかわいいから等の理由で子供の頭を撫でるのは絶対にしてはいけない。
④割に女人禁制である
寺院そのもので女人禁制のところは少ないが、中に入ると本尊の近くは女人禁制と云うお寺とか有名なところではゴールデンロックは女性は触れてはいけない等の決まりがある。また男性の僧侶に女性が触れる事は僧侶の戒律を乱す事になるので女性は僧侶に触れないよう注意する。
●ナイトライフ NIGHT LIFE
ミャンマーでのライトライフとしてはヤンゴンで言えばチャイナタウンにある「ビアサイン」(ビアガーデン通り)等で道まではみ出した半屋台みたいなお店が夜遅くまでやっている事が多いのでそちらでヤンゴンの喧噪を眺めながらアジア的な雰囲気に浸る、とかホテルのバーでゆったりとした雰囲気の中で一杯、と言った楽しみ方が一般的。
基本的に電力不足や仏教の五戒に一応酒は控えるようにと言う事があったりする事もあり、バンコクのような「繁華街」はヤンゴンであっても存在しないのだが、最近では日本人の出張客、視察客、駐在員が増えた事もあり、日本語で女性が対応してくれお酒も飲める「日本式のクラブ」がヤンゴン市内に2軒誕生した。
・クラブなでしこ ミャンマーでは数少ない女性が日本語で対応、接客してくれるお店。
住所 NO.520,11F.Excel Tower Kaba Aye Pagoda Road ,Shwe Gon Dine,Bahan Township, Yangon (ダウンタウン北部。タクシーで行く場合はエクセルタワー<EXCEL TOWER>と告げる)
℡ 95-94-2531-4818 あるいは 95-93-116-3751(日本語可・95はミャンマーの国番号)
予算 セット料金 30000チャット 女性へのチップ 15000チャット これプラス個室使用料や飲み物代、お店の女性のドリンク代が必要。日本で発行のビザ、マスターカードは使えるとの
営業時間 19時~深夜1時 定休日 年中無休とのことではあるが℡してから行った方がベター
・TOKYO BAY SIDEクラブ 日本語の話せるミャンマー人女性が接客してくれるお店。
住所 01-46 Bogyoke Aung San Rd, Kyauktada Township Yangon(アジアプラザホテル1階。タクシーで行く場合はアジアプラザホテル<ASIA PLAZA HOTEL>と告げる。なお、比較的ダウンタウンの中心部にあり、トレーダースホテル、さくらタワー、ヤンゴン中央駅から歩いていける距離でもある)
℡ 95-1-379877(日本語可、95はミャンマーの国番号)なお、ホテル内にあるがホテルの付属の施設ではないので℡する場合はホテルではなく直接お店にした方がよろしいかと思われる。
予算 テーブルチャージ 20$、女性の指名料 10$(指名しなくて女性をフリーで付けてくれというのはできないらしく、女性の接客がいる場合は指名のありなしに関わらず必要)これ以外に飲み物代、お店の女性のドリンク代が必要。テーブルチャージに「お通し」(ピーナツ等の乾き物等)は含まれている模様。また飲み放題を含むセット料金もあるようなので入店の際に確認されたし。全体的に飲み物代はそう高くないものもある(例えばジンロだと1杯2$)のでさっと飲んで帰りたい場合等は飲み放題でなくてもいいと思われる。またこれ以外に店の女性がチップを要求して来る事がある(10$位~)。支払いは日本円、ミャンマーチャットでも可能だが、チップも含め米ドルが喜ばれる。
営業時間 19時~24時 定休日 年中無休とのことではあるが℡してから行った方がベター
なお、TOKYO BAY SIDEの方だと同伴のシステムがあるようなので興味のある方は直接お店に確認を。

一般的にミャンマーでは仏教の教え(五戒)の中に「酒は飲んではいけない」と言うのがあるにはあるのだが、かと言ってお酒の販売が禁止されているとかそう言うのはなく、普通に飲食店でアルコールは注文できるし、スーパー等でもたくさん売っている。ただ「酔っ払い」と言うのはミャンマーでは見かけないので「ほどほどに」飲むと言うのがミャンマー流のようだ。

 ミャンマービザ取得  ミャンマー航空券  通訳・ガイド
ホテル手配   よくあるQ&A  お問い合わせ

information店舗情報

ミャンマーセンター
(G&Iリピートツーリスト内)

〒710-0802
岡山県倉敷市水江1594-77
TEL.086-465-2629
FAX.086-465-7085
→アクセス